ノエミ・レーモンドの仕事

5月10日に高崎市美術館で行われている
「アントニオ&ノエミ・レーモンド展 建築と暮らしの手作りモダン」
の記念講演会(シンポジウム形式)である
「ノエミ・レーモンドの仕事」
を聞いてきました

この日はA・レーモンドの120回目の誕生日でした

講師は、元レーモンド建築設計事務所所員 小林邦子さん、洋画家 石沢久夫さん、
司会は建築家・水上勝之さんでした

詳細は・・・

水上さん
高度成長-バブル崩壊-阪神大震災-9.11等を経て、
建築の価値基準を改めて考えるに伴い、A・レーモンドがクローズアップされてきている
一方でノエミ婦人の仕事は語られていないと

石沢さん
井上房一郎さんを通してA・レーモンドと仕事をするようになった
最初の出会いは軽井沢の万平ホテル
石沢さんの絵を見たノエミ婦人によりアーティストとして認められた
音楽センターの壁画などを手がけた

小林さん
ノエミ婦人のもとでデザインの仕事をしていた
昔は収納はつくりつけで、家具は図面もあった
ガラスに和紙を貼ってステンドグラス風にしていたが、
その図面も、和紙を1枚貼るところと2枚貼るところの濃淡を丁寧に書いていた
尺をつかっていた…人間の使う物だから、ヒューマンスケールを使うのは当然と
菜食主義者(卵は食べていました)であったが、
A・レーモンドは朝からでも肉を食べていた

水上さん
最近新発田協会に行って、和紙が今も貼られているのを見てきた
余分な紫外線を遮るのに効果的である
アップライトピアノの設計を手がけたとされているが、
実はグランドピアノで、そのグランドピアノの写真が公開された
音楽センターの緞帳に書かれたピアノに似ているとのこと

ノエミ婦人は日本人が忘れている、もの作りの原点をよくわかっていたのではないかと

水上さんより、レーモンド生誕120年のこの日に
群馬音楽センターを語る会の設立の呼びかけがあった
建築家を無視した建て替えを含めた整備の検討に一石を投じていきたいようである


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この記事へのコメント
「ノエミ・レーモンドの仕事」講演会にご参加ありがとうございました。
第1回「(仮称)群馬音楽センターを愛する会」を開催します。
日時:2008年6月29日(日)午後1時から3時
場所:高崎哲学堂
今後の方針などを検討します。多くの皆さんの御参集ご協力をお願いします。
呼掛け人・水上勝之
Posted by 水上勝之 at 2008年06月21日 21:27
講演会ではありがとうございました
レーモンド設計のピアノも見たいと思っているままで、残念ながらまだ見ておりません

高崎市が群馬音楽センターを壊すわけはないとは思いますが、頑張ってください
私も都合がつけば、参加させて頂きます
Posted by yoshiyoshi at 2008年06月21日 22:48